2024.12.4 News!
マゲシカを守るため、
人権救済申立人になって下さい!
マゲシカ保護のため、日本弁護士連合会へ「人権救済申立」を行います。ぜひ、申立人・申立団体になって下さい。お願いします!
上の写真は2024年11月の馬毛島です。米軍および自衛隊が軍事訓練のために使用する馬毛島基地の建設工事が急速に進められています。そのため、島の大部分の樹林が失われてしまい、マゲシカが生息できる樹林や草地は、島の外周のわずかな部分にしか残されていません。防衛省調査(2023年)では1,000~1,200頭とされていますが、本当にこれだけの数のマゲシカが生息可能なのでしょうか? そして将来にわたって絶滅することなく生存できるのでしょうか?
この取り組みに賛同してくださった個人・団体の皆さまへ
このほど、法律家チームを中心に準備してまいりました申立書の案文がまとまり、いよいよ日弁連人権委員会への申立てに動こうとしております。
つきましては、「賛同人」から一歩踏み出した「申立人」を受諾の上、申立書にお名前を連ねていただきたく、改めてお願いいたします。
ご賛同いただいた個人・団体の皆さまにはメールにて、申立人依頼状・委任状・人権救済申立書(案)をお送り致します。申立人・委任状の詳細については、依頼状に記述してありますので、なにとぞよろしくお願いします。
まだ賛同されていない個人・団体の皆さまも、これからご賛同、申立人になることができますので、ぜひご参加をお願いします。以下の馬毛島の自然を守る会のメール・アドレスに、賛同および申立人受諾の旨メールをいただければ、申立人依頼状・委任状・人権救済申立書(案)をお送り致します。
馬毛島の自然を守る会
代表 長野広美
〒891-3221鹿児島県西之表市伊関1115
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2024.9.13
軍事基地建設で生息地を失う
マゲシカ保護のために、ご賛同を!
急激に進む琉球弧の軍事要塞化において、最北端にあたる種子島の馬毛島(まげしま=種子島北部、西之表市西岸沖合の小島)で、戦後はじめて最初から日米共用を目的とする大規模基地建設計画が強行されていることはご存知かと思います。絶滅の恐れのある地域個体群マゲシカをはじめ、生息を脅かされる生きものが少なくありません。これまで、市民有志による多様な異議申し立てはもちろん、伝統的な生業の権利をめぐり漁業者による複数の裁判が試みられてきましたが、計画は止まりません。
このたび、長年馬毛島の環境保全に取り組む「馬毛島の自然を守る会」を母体として、日本弁護士連合会(日弁連)の人権委員会に「人権救済申立て」を行うことにしました。勝訴すれば法的拘束力をもつ裁判とは異なるものの、生物多様性条約違反と、日弁連が憲法に基づいて提唱する「環境権」および「自然享有権」の侵害を訴えた今回の人権救済申立てが受理されれば、日弁連が政府に現地調査を求めるなど、これまで以上に実効性の高い環境保全につながる可能性があります。
添付の呼びかけ文をご一読のうえ、ぜひ賛同人に加わってください! なお、本件は裁判ではありませんので、申立人になっても法的な義務や不利益は生じません(詳しい賛同条件は呼びかけ文を参照のこと)。
※本件についてのご賛同、およびお問い合わせはメールで下記までどうぞ。
・団体の場合には、組織決定をお願いします。
・個人の場合には、「個人名(所属・肩書き)」の記述でお願いします。
ご賛同は ⇒ magekai01@gmail.com